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ドラゴンクエスト2の情報 |
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ドラゴンクエスト2のゲームの特徴・システム
ドラゴンクエスト2のファミコン版
- 前作は主人公1人だけで冒険をするシステムであったが、本作では主人公たちが複数人のキャラクターでまとまって行動するパーティシステムを採用。これは家庭用ゲーム機のRPGにおいて初めてのことである。戦闘では主人公たちも敵モンスターも複数となり、呪文や特殊攻撃も多彩となった。
- グラフィック面でも変化があり、マップの地形が前作と比べややリアルになった(フィールドの海岸線や建物の壁など)ほか、キャラクターにうしろや横を向いたパターンが追加され、前作のように「はなす」コマンド実行時に方角を指定する必要がなくなった。しかし戦闘シーンでは、モンスターが複数表示されるようになったため、ファミコンのメモリ容量の都合上、前作で採用されていた背景のグラフィックが削除され、背景が黒一色の戦闘シーンとなってしまった。
- フィールドマップの広さは前作の4倍となっている。冒険できる範囲が広がり、徒歩だけでなく、船に乗って冒険することや、「旅の扉」で遠隔地へ瞬時に移動することも可能となった。
- 以下に、本作で取り入れられた主なシステムを挙げる。これらの大部分は後の作品にも受け継がれている。
ドラゴンクエスト2のパーティ制
- スタート時は主人公1人だけだが、ストーリーが進むと味方キャラクターが増え、最終的には3人パーティとなる。
- 経験値やHP(ヒットポイント)などのステータスは各キャラクターで別々となっている。アイテムも各キャラクターごと個別に管理され、それぞれ装備品を含めて8個まで持つことができる。仲間がいるときは、移動中にアイテムを他のキャラクターに渡したり、回復用のアイテムや呪文を他のメンバーに対して使ったりすることもできる。
- 戦闘では敵・味方ともパーティを組むようになったため、複数のキャラクターを対象とする呪文や特殊攻撃が登場した。
ドラゴンクエスト2の戦闘システム
- 本作から、戦闘シーンはターン制が取り入れられた。このシステムは、後に発売される多くのコンピュータRPG作品に採用されることとなる。
- 最初に味方全員の行動をコマンド選択で一度に指示し、そして1ターン内に敵・味方が各キャラクター1回ずつ(複数回連続攻撃する敵もいる)行動する。ただし時々、戦闘の最初のターンでこちらから一方的に攻撃できる場合や、逆に敵から一方的に攻撃を受ける場合もある(先制攻撃)。現れた敵を全て倒すと勝利になり、経験値は止めを刺したキャラクターとは関係なく全員平等に手に入る。ただし死んでいるキャラクターは経験値を得ることはできない。途中で逃げた場合は、一部の敵を倒していても経験値やゴールドは手に入らない。
- プレイヤーキャラクター誰かのHPが0になるとそのキャラクターは死んでしまい、一切の行動ができなくなる。そして全員が死ぬと全滅となり、所持金が半減し、主人公のみが生き返り、直前に「復活の呪文」を聞いた場所に戻される。
- また、本作から、戦闘に勝利したときに敵モンスターが一定確率で宝箱を落とすようになった。中には「ふしぎなぼうし」「ふっかつのたま」など、敵の宝箱からしか手に入らないレアアイテムもある。
ドラゴンクエスト2の武器・防具
- 前作と異なり、武器・防具と道具(やくそうなど)が同様の扱いとなり、すべて「どうぐ」ウィンドウで扱うようになった。
- 武器・防具の威力を有効にするには「そうび」コマンドで使う武器を選択する必要がある。また、ローレシア王子はすべての武器・防具を装備できるが、サマルトリア王子とムーンブルク王女は装備できる武器・防具が限定されている。「そうび」の操作を行わなかったために素手の状態のままとなり、ゲーム序盤で苦戦してしまうプレイヤーも多かった。
- 戦闘中に「どうぐ」で使うことにより、特殊な効果を発揮する武器や防具も登場した。
ドラゴンクエスト2の船
- シリーズで初めての乗り物として、海や川の上を移動することができる「船」が登場した。
- フィールド上から主人公たちが乗り込むことによって、水上を自由に移動することができる。歩いて通ることのできる地形に接岸すれば降りられるが、浅瀬は通れない。地上同様、水上でもモンスターとの戦闘は発生する。また、瞬間移動の呪文「ルーラ」や道具「キメラのつばさ」を使ったときは、主人公たちと同時に船も町の近くへ移動する。
ドラゴンクエスト2の復活の呪文
- 前作同様、ファミコン版およびMSX/MSX2版にはセーブ用のメモリが搭載されていないため、復活の呪文とよばれるパスワードを記録しておかなければならない。本作では最大52文字と長く、この呪文を1文字でも記載ミスすると、古い記載時点(メモを残していなければ最初)からやり直しという事態に陥る。
- 前作とは違い世界が広いため、複数の場所で復活の呪文を聞くことができる。
- 有名な復活の呪文に、「もょもと」という名前でレベル48の状態からプレイできるものがある。
ドラゴンクエスト2のその他の新システム
- 上記以外にも、次の要素が追加されている。
- 教会
- 城や町などに新たに登場した施設。寄付金を払うことにより、死んでしまったキャラクターの蘇生、毒の治療、呪いの解除が可能。
- 福引所
- 「ふくびきけん」1枚につき1回福引(スロットマシン形式)に挑戦でき、絵柄が揃えばアイテムが手に入る。
- 旅の扉
- 城・町やほこらなどにある青い渦巻状の物体。ここに飛び込むと、遠く離れた場所に一瞬で移動することができる。これを使わないと行くことのできない場所もある。
- 毒
- 仲間キャラクターのステータス異常。毒を受けると、歩くごとにHPが減っていってしまい、治療するにはアイテム「どくけしそう」や呪文「キアリー」を使うか、教会へ行き「どくのちりょう」を行うかする必要がある。
ドラゴンクエスト2のMSX版・MSX2版
- 内容はファミコン版とほぼ同じだが、オリジナルアイテムとして「あぶないみずぎ」が追加されている。MSX版では「あぶないみずぎ」入手時のイベントで特殊なグラフィックが表示されるという演出もある。BGMについてもアレンジが施されており、特にパスワードを入力する際のBGM『Love Song 探して』はファミコン版とは雰囲気が大きく違う。ここではポルタメントを多用し、「歌」を強く意識したアレンジとなっている。
- なお、MSX、MSX2共にハードウェアの性能がファミコンよりも劣るため、
- 移動中のキャラクターの背景ブロックが黒く表示さる(MSX版のみ)
- スクロールなどの動作がファミコン版のように滑らかではない
- 効果音が鳴っている間はBGMのパートが一部欠ける
- など、グラフィックやサウンド面でファミコン版と異なっている部分がある。
ドラゴンクエスト2の北米版(NES版)
- 日本版には無かったプロローグ(ムーンブルク城が襲われるシーン)が追加されている。このシーンは以後、日本でリメイクされる『ドラゴンクエストII』でも取り入れられる。
- また、バッテリーバックアップシステムが採用されているほか、日本版での教会の十字架が五芒星のマークに、棺桶が幽霊のグラフィックに変更されている。
ドラゴンクエスト2のスーパーファミコン版・ゲームボーイ版
- 操作性の改良やグラフィック面など、多くの変更点が見られる。町の人の台詞なども一部が変更・追加されたほか、ゲーム中盤でのシナリオの追加も行われた。なお、ゲームボーイ版ではその場でゲームを中断する「中断の書」機能が追加されている。
ドラゴンクエスト2の携帯電話版
- スーパーファミコン版・ゲームボーイ版での変更点に加え、さらに以下の点が変更されている。なお、ゲームボーイ版同様、携帯電話版でも「中断の書」機能が搭載されている。
- レベルや必要経験値、呪文習得レベルの設定が異なっている。
- 次の各呪文の効力が変更されている。
- ギラ、ベギラマ
- 従来の『II』ではギラが単体対象、ベギラマが全体対象であったが、携帯版では2つとも『III』以降のようにグループ対象になっている。
- ルーラ
- 従来の『II』では前回パスワードを聞いた(セーブした)場所へのワープであったが、携帯版では『III』以降のように行先を選択できるようになっている。
- 海上に出てくる「ゆうれい」が「しにがみ」に変更された。
- 「命の紋章」の入手場所が他機種版とは異なっている。また、ロンダルキアの洞窟に入るための条件が増えている。
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