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ドラゴンクエスト6のゲームの特徴・システム
- 町やフィールドなどのグラフィック面において、それまでのドラゴンクエストのイメージから大きく変化した。戦闘画面はフル画面となり、すべてのモンスターが行動時にアニメーションをするようになった。
- また、「特技」が格段に増え、特定の職業で経験を積むことによって、人間・モンスターに関係なくさまざまな呪文・特技を覚えることができるようになった。
- 本作でも前2作と同様に馬車システムが登場。パーティは最大8人。戦闘に参加できる最大人数は前作(スーパーファミコン版)では3人であったが、本作では再び4人に戻った。前2作と違い、馬車が入れない場所でも、移動中であれば、馬車で待機しているキャラクターの呪文・アイテムをいつでも使うことができるようになった。
- 登場する乗り物の数は馬車を含めると7種類と『VIII』までのシリーズ作品中最も多く、中には「ひょうたん島」や「空飛ぶベッド」のような風変わりなものも現れた。また、「あわあわ船」は『VIII』までのシリーズ作品で唯一、海中に潜ることができる。
- しかし、2つの世界を何度も往復するというシナリオの複雑さの関係上、『III』から採用されていた「昼」「夜」の時間の流れはなくなってしまった(イベント内で夜のシーンになることはある)。
- 以下に、本作で取り入れられた主なシステムを挙げる。
ドラゴンクエスト6の職業・転職
- 『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』で採用された転職システムが再登場した。しかし本作は、転職を行う場所の地名や方法こそ『III』と同じであるが、システム的には『III』とはまったく別のシステムと言っても過言ではない。
- 転職をすると、その後一定の戦闘回数をこなすことによって、職業レベルが上がり、新たな呪文や特技を習得する。そして職業レベルが8になるとその職業をマスターしたことになる。一度その職業をやめても、やめた時点までの職業経験はそのまま残る。職業には、どんなキャラクターでも条件なしで転職できる基本職と、複数の基本職をマスターしていると転職できる上級職がある。また、「さとり」を入手することで転職できる隠し職業もある。
- 職業レベルアップのための戦闘回数は、モンスターから得られる経験値などとは無関係であり、戦闘を行った回数のみで計算される。したがって、この職業レベルシステムを利用すれば低レベルで強力な特技を習得させることも可能である。ただし、場所にもよるが、自分たちのレベルより敵のレベルが明らかに低い場所では戦っても回数にカウントされない。
- 本作のシステムでは転職によってキャラクターのレベルが1になったりすることは無いが、職業によって最大HPなどのステータスがそのキャラクターの基本値から一定率で上下する。このため各キャラクターに適した職業・適さない職業が存在する。
ドラゴンクエスト6の仲間モンスター
- 前作『V』で登場した仲間モンスターシステムも継承されている。本作では仲間モンスターも人間のキャラクターと同様、転職が可能である。
- ただし、本作では「まものつかい」の職業の者が戦闘に参加していなければ仲間にすることができない。また、本作では人間のキャラクターでも転職によってブレスや踊りなどの特技を覚えられるため、前作ほど仲間モンスターが重宝するとは限らない。しかし特技や呪文の中にはごく一部だが、特定のモンスターしか覚えられないものも存在する。
- また、仲間にできるモンスターの種類は18種、数は15匹(イベントで仲間になるモンスターを除く)までと、前作に比べ大幅に規模が縮小されている。前作にあった「モンスター預かり所」も廃止され、モンスターも人間キャラクターと同様、「ルイーダの店」に預けるシステムになった。
ドラゴンクエスト6のスライム格闘場
- スライム系の仲間モンスターは、スライム格闘場に参加することができ、各ランクで優勝すれば賞品がもらえる。参加するスライムは1匹で戦い、3連戦勝ち抜きで優勝(最強のランクHでは3連戦+チャンプ戦に勝てば優勝)となる。格闘場での戦闘中の指示はできない。
- なお、『VIII』のモンスター・バトルロードとは異なり、ランクAが最も弱くランクHが最も強いランクとなっている。ランクH以外は2度挑戦することができるが、2度目の挑戦では開始時のHPが半分となるハンデがつく。
ドラゴンクエスト6のふくろ
- 従来の「預かり所」が廃止され、それに代わって携帯可能な「大きなふくろ」が登場した。
- ふくろにはアイテムを何種類でも保管しておくことができ、移動中にはいつでも、必要なときにアイテムをふくろから出して仲間の持ち物に加えたり、ふくろにストックしたりすることができる。各メンバーの装備品以外の持ち物を一度にふくろに入れることができるコマンドも登場した。戦闘中はふくろを使用できないので、戦闘で使用するアイテムは予めふくろから出しておく必要がある。
- なお、この機能は以降に発売される作品(リメイク版『III』『IV』『V』含む)にも継承されるが、本作ではふくろの中の道具を直接使うことができない(SFC版『III』で可能になる)。
ドラゴンクエスト6の会話の記憶
- 町の人が話したことを記憶し、必要なときに思い出してストーリーの進行に役立てることができるシステム。重要な話のメモの手間の軽減を図ったものである。ゲーム中でも、謎を解くのにこのシステムを活かせる場面がいくつか用意されている。
- 町の人の会話の直後にボタンを押すことによって記憶することができ、主人公の特技「おもいだす」を使えば移動中いつでもその会話内容を見ることができる。主人公のレベルが上がると、思い出せるメッセージの量を増やしたり、不要なメッセージを忘れたりすることができるようになる。
- このシステムはスーパーファミコン版およびゲームボーイカラー版の『III』にも継承されている。ただし、それ以外のシリーズ作品では採用されていない。
ドラゴンクエスト6のかっこよさ
- 「かっこよさ」というステータスが初登場し、その高さを競うイベント「ベストドレッサーコンテスト」(後述)も登場した。代わりに「うんのよさ」のステータスが廃止された。
- 「かっこよさ」は容姿端麗なキャラクターほど数値が高く、武骨な外見のキャラクターや、醜悪なモンスターなどは数値が低い。主に装備している武器・防具によって上下させることができ、武器・防具を磨いてそのアイテムの持つ「かっこよさ」をアップさせる「おしゃれな鍛冶屋」も存在する。
- 「かっこよさ」はベストドレッサーコンテスト以外ではほとんど気にする必要は無いが、1人を集中攻撃するモンスターはかっこよさの高いキャラクターを狙って集中攻撃してくる。
ドラゴンクエスト6のベストドレッサーコンテスト
- 「かっこよさ」を競うベストドレッサーコンテストは8つのランクがあり、最初はランク1からの挑戦となる。コンテストで1等賞を取れば賞品を獲得でき、ひとつ上のランクのコンテストに挑戦できる。ランクによっては、男性限定・女性限定やモンスター限定のランクもある。
- 上のランクになるほどクリアに必要な「かっこよさ」の値はアップしていく。また、同じ種類の武器・防具を揃えるなど、コーディネイトによってはボーナスポイントが評価点にプラスされる場合もある。
- このコンテストはいわゆるミニゲームのひとつであるが、ランク3の賞品は入手しないとストーリーを進めることができない重要アイテムであるため、ランク3までは必ずクリアしなければならない。
ドラゴンクエスト6のその他の新システム
- 移動画面
- 町やダンジョンの中では、移動スピードが前作までの倍になっている。また、従来の作品ではパーティの先頭キャラクターが画面の中央に固定されていたが、本作ではマップの端のほうへ行くと主人公たちが画面の端へ移動するようになった。主人公たちが画面下部にいる場合は、メッセージウィンドウが画面上部に表示される。
- 井戸
- 井戸を調べることで井戸の内部に入れるようになった。どの井戸でも入ることができるが、入ったところで何のメリットもない井戸もある。また、井戸を調べたときに「いどまじん」などのトラップモンスターが出現することもある。
- 名前の変更
- 世界のどこかにいる「命名神マリナンに仕える神官」に会うことにより、キャラクターや「ふくろ」の名前を途中で変更することができるようになった。ただし、すでに使われている名前(まだ仲間にしていないキャラクター・モンスターや、ゲーム中の重要人物も含む)に変更することはできない。また、「ああああ」等同じ文字を4つ並べた名前のようないいかげんな名前や下ネタにした場合、神の怒りに触れ、5000G払わないと再度変更することができなくなる。このシステムはリメイク版『III』『V』、および『VII』でも導入される。
- ふしぎな地図
- 今までに行ったことのある場所だけに色がつき、行ったことの無い場所はグレーで表示されるという世界地図。これによりまだ訪れていない場所が一目でわかる。このシステムは、本作では下の世界の地図に取り入れられており、後にリメイク版の『III』『V』でも採用される。
- 作戦
- 本作から「じゅもんせつやく」が廃止され、新作戦「おれにまかせろ」が登場。
- ちいさなメダルのシステム変更
- 本作の「ちいさなメダル」は、主人公たちが持っているメダルとアイテムを交換する(=交換するとその分のメダルがなくなる)方式であった前2作とは異なり、集めたメダルの累計が一定枚数に達することにより新たなアイテムがもらえる方式となっている。以降発売される作品でもリメイク版『V』以外は同様の方式となる。
- ゴールド銀行
- 「ふくろ」の登場に伴い、従来の作品の「預かり所」でのアイテムを預ける機能が不要となり、ゴールドのみを預ける施設となったため、従来の預かり所は「ゴールド銀行」と名前が変更された。
- カジノ
- 本作ではスロットマシンとポーカーの2ゲーム。スロットマシンではリーチアクションが追加されている。
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